保険診療もしくは自費診療によるピロリ菌の専門外来あり

琴似駅前内科クリニックでは、保険診療もしくは自費診療によるピロリ菌の専門外来を設置しています。可愛らしい名称とは裏腹に、ピロリ菌は胃がんを引き起こす菌として有名です。ピロリ菌は幼少期に感染しやすく、日本人の約半数がピロリ菌に感染しているといわれています。

ピロリ菌感染者のうち胃がんを発症するのは、10年間で約20人に1人の割合です。ピロリ菌を除菌することで、胃がんの発症率を約3分の1にまで減らせることが分かってきました。年齢層が若ければ若いほどピロリ菌除菌による胃がんの予防効果が高く、女性のほうがより効果が出やすいのが特徴です。

保険診療でピロリ菌を除菌する場合は、処方される薬の種類や飲み方が決まっています。自費診療の場合は、琴似駅前内科クリニックの例だと、保険診療による除菌で処方される薬の順番を変えて対応しているのが特徴です。

ピロリ菌除菌の成功率は保険診療で80～97％、自費診療で95～97％となっています。注意しないといけないのは、100％完全な除菌はできないということです。また、処方された薬を飲み忘れると成功率が低下してしまいますので、決められた服用ルールは必ず守りましょう。

保険診療にてピロリ菌を除菌するには、条件を満たす必要があります。また保険診療、自費診療ともに、ピロリ菌除菌の副作用が現れる人もいるようです。希望する方はこれらの点も踏まえて、しっかり医師と相談してください。