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B型・C型肝炎の最新の治療も肝臓専門外来への通院で対応可能

肝機能障害は、肝炎ウイルスによっても引き起こされます。肝炎ウイルスにはA型・B型・C型・D型・E型などの種類があり、型に応じて「A型肝炎」「B型肝炎」と分類されるのが特徴です。このうち日本人に最も多いのがB型肝炎とC型肝炎です。

B型急性肝炎は成人してからB型肝炎ウイルス(HBV)に感染して発症する疾患、B型慢性肝炎は母子感染や乳幼児期の感染が持続して発症する疾患を意味します。特に注意が必要なのはB型慢性肝炎で、放置しておくと肝硬変や肝がんなどに変異する可能性がありますので、すぐに治療しましょう。

B型慢性肝炎の治療は、主に抗ウイルス療法か肝庇護療法で行うのが一般的です。ウイルスを完全に体内から排除することは難しいため、ウイルスの増殖を抑制するのが治療の中心的な目的となります。

C型肝炎は、C型肝炎ウイルス(HCV)に感染して発症する疾患です。自覚症状がないまま症状が進行するケースが多く、20~30年かけて肝硬変や肝がんなどに変異するリスクがあります。B型慢性肝炎と同様に、抗ウイルス療法か肝庇護療法による治療が一般的です。

琴似駅前内科クリニックの肝臓専門外来では、B型・C型肝炎の最新の治療法を取り入れています。通院しながら治療を受けられますので、HBVやHCVのキャリア(持続的に感染したまま発症しておらず、ウイルスを体内に保有している状態)と診断された方は、お気軽にご相談ください。