「琴似駅前内科クリニック」ウェブサイト

富士フイルム社の先進技術を搭載した内視鏡システムを採用

琴似駅前内科クリニックが内視鏡検査で使用しているのは、富士フイルム社製の先進技術を搭載した「LASEREO 7000システム」です。白色光照明を得るための白色光用レーザー、および血管や表面構造で高精度の画像を得るためのBLI用レーザーの2種類が搭載されており、発光強度を調整することで4種類の観察タイプに切り替えられます。

経鼻用スコープの外径は5.8mmで、患者さんに負荷がかかりにくい内視鏡検査をサポート可能です。「カメラが細いと画像の精度が落ちるのでは?」と心配する方もいるかもしれませんが、「
LASEREO 7000システム」では、画像のクオリティを保ったままで検査できます。

それを可能にしているのが、BLIやLCIなどの機能です。BLIは粘膜表層の微細な血管や表面構造を強調して表示する機能、LCIは色味の拡張・縮小によって微妙な色合いの違いを強調して表示する機能を意味します。

正常な粘膜と炎症を起こしている箇所の粘膜とでは、わずかに色味の違いが見られるだけです。炎症を起こしている箇所や程度を明確に判断する上で、LCIは非常に重要な役割を果たしています。

内視鏡検査は、胃の痛みや食欲不振などの症状が続いている方、健康診断のバリウム検査で異常を指摘された方におすすめです。自覚症状がなくても体内では病変が生じている可能性がありますので、一度も内視鏡検査を受けたことがない方は、ぜひこの機会に受診してみてください。